現代美術を扱うギャラリーを惠藤憲二が紹介 画家

画像 恵藤憲二が教える現代美術は勉強すればおもしろい
現代美術を扱うギャラリーを惠藤憲二が紹介

惠藤憲二です。

今日は、現代美術を扱うギャラリーについて惠藤憲二が紹介します。

一般に、ギャラリーには、それぞれ得意分野がある。

現代美術を主として扱うギャラリーが存在します。

現代美術の作品はほとんどの場合、ごく限られたコレクターを販売対象としております。

一般の観客に対する商品価値を具えていないと見なされています。

日本では現代美術を取り扱うギャラリーは、貸画廊であることが多いです。

そのようなギャラリーは、現代美術のみを取り扱うギャラリーであることも多いです。

しかし90年代頃より日本でも現代美術を専門に扱う企画画廊が増えつつ有ります。

それに伴って貸し画廊の比率は下がっています。

世界的には貸し画廊が稀であるため、現代美術家は画廊に作品を持ち込むなどしてアートディーラーと契約しています。

美術家はアートディーラーの求めに応じて作品を制作しています。

アートディーラーは富裕層や美術愛好家などに作品を販売する傾向が多いです。

最近では、主にを写真を展示するギャラリーも存在します。

カメラやフィルム製造企業が経営しているメーカー系ギャラリーが存在し、写真家に発表の場を提供しています。

日本では写真家の新人の発表はそのような貸しギャラリーで行われることが多いです。

大きな写真の賞木村伊兵衛賞や土門拳賞などの発表の場として、写真表現の発展に貢献しています。

それぞれのギャラリーの運営者とその利用者のあいだに師弟関係のようなものが生じ、ある種の派閥のようなものが形成されています。

ただし、これらのつながりが写真表現の発展に貢献している面もあるのです。

これら以外に、日本では少ないがオリジナルプリントの販売を目的としたギャラリーとしてツァイト・フォト・サロンなどがあります。

惠藤憲二でした。

次回も、お楽しみにしていて下さい。

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